ニュース サムラホームの家づくり 日記 公開日:2026.07.08 最終更新日:2026.07.09
共働きの家事がラクになる家|岐阜・注文住宅の家事動線と収納

最終更新:2026年6月24日
著者:株式会社佐村建設(サムラホーム)
岐阜県山県市を拠点に1991年創業。注文住宅・規格住宅の設計・施工・アフター管理まで自社一貫対応。岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町エリアで35年以上の施工実績。
「洗濯を干して、たたんで、しまって…気づけば一日があっという間」。共働きで子育て中だと、家事に追われて自分の時間がなかなか持てませんよね。実は、その負担の多くは間取りでぐっと軽くできます。鍵になるのが「家事動線」。洗う・干す・しまうの移動を短くまとめるだけで、毎日の手間が驚くほど減ります。この記事では、岐阜で注文住宅を建てるあなたに向けて、家事がラクになる回遊動線、人気のランドリールームやファミリークローゼットで後悔しないコツを、実際に家を建てたご家族の声を交えながら、やさしくお伝えします。
家事動線がいい家は、毎日がこんなにラクになります
先にお伝えすると、家事動線とは「家事をするときの移動の道すじ」のことです。この道すじが短くまとまっているほど、同じ家事でも体の負担と時間がぐっと減ります。
たとえば洗濯。洗う場所、干す場所、しまう場所がバラバラだと、濡れて重い洗濯物を抱えて家中を往復することになります。これが一日に何度も、毎日続くと、想像以上の負担です。反対に、この3つが数歩の距離にまとまっていれば、洗濯はぐっとラクになります。
注文住宅なら、こうした動線を暮らしに合わせて一から設計できます。料理をしながら子どもを見守る、買い物の荷物をすぐ片づける。そんな日々の動きを思い描いて間取りに落とし込めるのが、注文住宅の強みです。間取り全体の考え方は岐阜の注文住宅の間取りのつくり方でも解説しています。
なぜ家事動線が大事?共働きの家事負担を数字で見る
家事動線がこれほど注目されるのには、はっきりした理由があります。共働きが当たり前になった今も、家事の負担はまだ大きく偏っているのです。
総務省の社会生活基本調査によると、6歳未満の子どもがいる共働き世帯でも、妻が家事関連時間の77.4%を担っています。女性の家事関連時間は週あたり7時間28分で、男性のおよそ3.9倍。共働きでも、家事の多くが一人にのしかかっているのが実情です。
出典:総務省統計局「統計Today No.190(令和3年 社会生活基本調査)」をもとに整理
だからこそ、家事の負担を「がんばり」で解決するのではなく、間取りの仕組みで軽くする発想が大切になります。動線を整えれば、浮いた時間を家族との団らんや自分の休息にまわせます。家事動線づくりは、暮らしの余白をつくる投資だと考えてください。
なお、注文住宅の全国平均の延床面積は約120㎡(約36坪)です。限られた広さのなかで動線をどう通すかが、住み心地を左右します。広ければいいわけではなく、ムダのない配置こそが家事ラクの近道です。
出典:住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」をもとに整理
家事がラクになる「黄金の回遊動線」3パターン
家事動線のなかでも、ぐるっと回れる「回遊動線」は特に人気です。行き止まりがなく、最短ルートで家事をこなせます。代表的な3つのパターンを紹介します。
| 動線パターン | つなぐ場所 | うれしい効果 |
|---|---|---|
| 洗濯一直線動線 | 脱衣室→ランドリールーム→ファミリークローゼット | 洗う・干す・しまうが数歩で完結 |
| キッチン回遊動線 | キッチン→パントリー→洗面→玄関 | 料理・買い物・身支度を同時に進められる |
| 玄関すっきり動線 | 玄関→シューズクローク→洗面→室内 | 帰宅後すぐ手洗い・荷物片づけができる |
いちばん人気は、いちばん上の「洗濯一直線動線」です。脱衣室で脱いだ服を洗い、その場の室内干しスペースで乾かし、隣のファミリークローゼットにしまう。移動距離をほぼゼロにできるため、子育て世帯の定番になりつつあります。
ただし、すべての動線を欲張ると間取りが複雑になり、かえって使いにくくなることもあります。「わが家でいちばん負担に感じる家事は何か」を起点に、優先する動線を1つか2つに絞るのがコツです。次の章から、人気のランドリールームとファミリークローゼットを、後悔しないように深掘りします。
ランドリールームで後悔しないための5つのポイント
天候を気にせず干せるランドリールームは、共働き世帯の強い味方です。一方で「作ったのに使いにくい」という後悔も少なくありません。先回りして、つまずきやすい点を押さえておきましょう。
後悔の多くは、「部屋を作っただけ」で動線や使い勝手まで考えなかったことが原因です。よくある失敗と対策を、5つにまとめます。
- 収納まで遠い——干す場所としまう場所が離れると往復が発生。クローゼットを隣接させる
- 生乾きのにおい——換気・除湿が弱いと部屋干し臭の原因に。窓・換気扇・除湿機の置き場を計画する
- 広さが合わない——狭いと作業しづらく、広すぎると乾きにくい。2〜3畳を目安に家族の量で調整
- 作業台がない——たたむ・アイロンの場所がないと結局リビングへ。カウンターを1枚用意する
- コンセント不足——乾燥機・除湿機・アイロンで足りなくなりがち。多めに複数か所へ
特に大事なのが、上から1つ目と2つ目です。干した先にしまう場所がある動線、そして湿気をしっかり逃がす換気。この2つが整っていれば、ランドリールームの満足度はぐっと上がります。岐阜は梅雨や冬の湿気もあるため、除湿と換気は妥協しないでください。
ファミリークローゼットを使いこなす間取りのコツ
家族の衣類をまとめて収納するファミリークローゼットは、洗濯動線ととても相性がいい収納です。個別のクローゼットより面積効率もよく、「しまう」を一か所で済ませられます。
ただ、こちらも使い方を決めずに作ると後悔につながります。「広さが足りなかった」「ハンガーパイプの高さが合わず下が無駄になった」「結局たたんだ服を各部屋へ運んでいる」。こうした声は、計画段階の詰めで防げます。
使いこなすコツは、3つです。まず、中で着替えるのか・通り抜けるのか、使い方を先に決める。次に、ハンガー収納と引き出し収納の割合を、持っている服に合わせて配分する。そして、洗濯動線の途中に置き、家族が自分でしまえる高さにする。この3点を押さえると、片づけが家族みんなの習慣になります。
子どもの成長で必要量は変わります。小さいうちは家族分をまとめ、大きくなったら個室の収納へ移す。そんな将来の変化も見越して、棚の高さを変えられる可動式にしておくと長く使えます。
実際に家事ラクを叶えた施主の声
ここで、サムラホームで実際に家を建てたご家族の声を紹介します。図面の話より、暮らしてみての実感がいちばん参考になります。
F様は、アパート暮らしの不便さから、家事のしやすさを最優先に家づくりを始めました。間取りを考えるときの思いを、こう話しています。
「家事がしやすいお家にしたかったんです。そうすると、子どもとの時間も今より増えて嬉しいよねって。天候に左右されない洗濯室もほしいねと、夫婦で話していました」
暮らし始めたあとの変化も、うれしい言葉で語ってくれました。動線をまとめた効果を、毎日しっかり感じているそうです。
「洗濯室や食洗機を活用したり、家事の動線を近くまとめたりしたことで、家事がしやすくなったことをとても実感しています。洗濯室にはとても助けられています」
収納と動線を上手につないだご家族もいます。S様は、廊下を活かした収納で生活のしやすさが変わったと話しています。
「廊下を兼ねたリビング収納をつくったら、生活動線がスムーズになって。作って本当に良かったです」
ほかにも、家づくりの工夫や住み心地の声を施主3組の体験談ブログでまとめています。実際の間取りの雰囲気は施工事例ものぞいてみてください。同じ岐阜で暮らす先輩たちのリアルが、家づくりのヒントになります。
岐阜の気候で気をつけたい室内干し・湿気対策
岐阜で家事動線を考えるなら、地域の気候への備えも忘れたくないところです。室内干しを快適にするには、湿気をどう逃がすかがポイントになります。
岐阜は梅雨どきの蒸し暑さに加え、冬は底冷えや結露が気になる地域です。せっかくランドリールームを作っても、換気や除湿が足りないと生乾き臭の原因になります。窓や換気扇で空気を動かし、サーキュレーターや除湿機を置く場所まで計画しておくと安心です。
あわせて、家全体の断熱・気密を高めておくと、冬でも室内が冷えすぎず、洗濯物が乾きやすくなります。結露も抑えられ、カビの心配も減ります。家事のラクさと住まいの快適さは、性能の面でもつながっています。土地の条件によって最適な配置は変わるため、土地選びの段階から相談すると失敗が減ります。詳しくは岐阜の注文住宅・土地探しで失敗しないポイントもご覧ください。
「家事がラクな間取りにしたい」をそのままお聞かせください:TEL 0581-36-2453(受付時間 8:00〜17:00、第1・3土曜・祝日休)
家事動線づくりを成功させる進め方
理想の家事動線に近づくには、進め方にもコツがあります。要望を漠然と伝えるより、わが家の困りごとを整理してから相談するほうが、設計にしっかり反映されます。
まずは、今の暮らしで「面倒だな」と感じる家事を書き出してみましょう。洗濯の往復、買い物のあとの片づけ、朝の身支度の渋滞。具体的な場面が見えると、どの動線を優先すべきかがはっきりします。家族で話し合えば、ゆずれない条件も見えてきます。
そのうえで、地域の暮らしに詳しい地元の工務店に相談すると、岐阜の気候や土地事情をふまえた提案が受けられます。サムラホームでは、建築中にも暮らしを思い浮かべながら間取りを一緒に微調整しています。家づくり全体の段取りが気になる方は注文住宅の流れと期間を、資金面は住宅ローンの考え方もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
家事がラクになる間取りのポイントは何ですか?
「洗う→干す→しまう」の洗濯動線と、キッチンまわりの動線を短くまとめることです。脱衣室・ランドリールーム・ファミリークローゼットを隣接させると、移動距離をほぼゼロにできます。ぐるっと回れる回遊動線にすると、家事を最短ルートでこなせます。
ランドリールームは作って後悔しませんか?
使い方を考えずに「部屋を作っただけ」だと後悔につながります。しまう収納を隣接させる、換気と除湿を効かせる、2〜3畳を目安に広さを決める、作業台とコンセントを用意する。この4点を押さえれば、毎日助かる空間になります。
ファミリークローゼットで後悔しないコツは?
使い方を先に決めることです。中で着替えるのか通り抜けるのか、ハンガーと引き出しの割合をどうするかを、持っている服に合わせて計画します。洗濯動線の途中に置き、子どもでも届く高さにすると、家族みんなが自分でしまえるようになります。
共働きで家事動線を考えるとき、何を優先すべきですか?
いちばん負担に感じている家事を起点にしてください。多くのご家庭では洗濯の往復が大きな負担なので、洗濯動線を最優先にすると効果を実感しやすいです。すべてを欲張らず、優先する動線を1〜2つに絞ると、使いやすい間取りになります。
室内干しでも生乾きのにおいを防げますか?
換気と除湿を計画すれば防げます。窓や換気扇で空気を動かし、サーキュレーターや除湿機の置き場をあらかじめ決めておきます。家全体の断熱・気密を高めておくと、冬でも乾きやすく結露も抑えられます。岐阜は湿気の多い時期があるため、この対策は早めに相談してください。
回遊動線にするとどんなメリットがありますか?
行き止まりがなく、最短ルートで家事をこなせるのが利点です。朝の身支度で家族の動きがぶつかりにくくなり、渋滞も減ります。一方で通路が増える分、面積に余裕が要るため、優先する動線に絞って取り入れるのがコツです。
家事動線のいい間取りは、どのくらいの広さが必要ですか?
広さよりも配置の工夫が効きます。注文住宅の平均は約120㎡(約36坪)ですが、これより小さくても、水まわりを一か所に集めれば家事はラクになります。限られた広さでも、ムダな移動をなくす設計で十分に快適な暮らしが実現します。
まとめ
家事動線は、毎日の家事のラクさと、家族と過ごす時間の余裕を大きく左右します。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 共働きでも妻の家事負担は大きい。間取りの仕組みで軽くする発想が大切
- 人気は「脱衣室→ランドリールーム→ファミクロ」の洗濯一直線動線
- ランドリールームは収納の近さ・換気・広さ・作業台・コンセントが鍵
- ファミリークローゼットは使い方を先に決め、洗濯動線の途中に置く
- 岐阜の湿気対策として換気・除湿・断熱をセットで計画する
- 広さより配置。負担の大きい家事を起点に動線を絞る
サムラホームは岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町で、暮らしに寄り添った家事ラクな間取りづくりからご相談を承っています。あわせて、以下の記事もご覧ください。
まずは「こんな家事ラクがしたい」のお話から:TEL 0581-36-2453(受付時間 8:00〜17:00、第1・3土曜・祝日休)
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