お知らせ サムラホームの家づくり 日記 公開日:2026.07.06 最終更新日:2026.07.06
岐阜で建てる注文住宅の間取り入門。家事も子育てもラクになる間取りとは?

最終更新:2026年6月23日
岐阜で注文住宅を建てるなら、間取りで暮らしやすさが大きく変わります。後悔しやすいポイント、家事がラクになる動線、片づく収納のコツを、実際の施主の声と公的データをもとにやさしく解説します。
著者:株式会社佐村建設(サムラホーム)
岐阜県山県市を拠点に1991年創業。注文住宅・規格住宅の設計・施工・アフター管理まで自社一貫対応。岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町エリアで35年以上の施工実績。
「キッチンに立ったまま、洗濯も、子どもの様子も見られたらいいのにな」——家事や子育てに追われる毎日のなかで、ふとそんなふうに思ったことはありませんか。注文住宅のいちばんの魅力は、暮らしに合わせて間取りを一から考えられることです。同じ広さでも、動線や収納の取り方しだいで、毎日の家事のラクさはずいぶん変わります。この記事では、岐阜で注文住宅を建てるあなたに向けて、後悔しやすいポイントから家事がラクになる間取り、片づく収納のコツまで、実際に家を建てた方の声を交えながら、やさしくお伝えしていきます。
岐阜で建てる注文住宅、間取りで毎日の暮らしは変わります
最初にお伝えしたいのは、間取りは「部屋の配置」ではなく「暮らし方そのもの」を決めるということです。広さや部屋数が同じでも、家事の動線が整っているかどうかで、一日に歩く距離も、心の余裕も変わってきます。
たとえば、洗う・干す・たたむ・しまうが一か所にまとまっていれば、洗濯の往復はぐっと減ります。キッチンからリビングのお子さんが見えれば、料理をしながらでも安心です。こうした小さな「ラク」の積み重ねが、暮らしの心地よさをつくります。注文住宅なら、こうした希望を一つずつ形にできます。
岐阜のように四季がはっきりした土地では、夏の日差しや冬の冷え込みも間取りで和らげられます。家づくり全体のスケジュールが気になる方は、注文住宅の流れと期間もあわせてご覧ください。まずは「どんな一日を過ごしたいか」を思い描くところから、間取りづくりは始まります。
間取りを考える前に|「広さ」と「部屋数」の目安を知っておく
間取りの希望をふくらませる前に、一般的な広さの目安を知っておくと、計画に現実味が出てきます。「うちはどのくらいの大きさになるのかな」という不安がやわらぎます。
住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅の全国平均の延床面積は約120㎡(およそ36坪)です。4人家族で3〜4LDKを想定すると、このあたりが一つの目安になります。もちろん、これはあくまで平均で、土地の広さや暮らし方によって正解は変わります。
出典:住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」をもとに整理
広さと一緒に考えたいのが、住まいに何を求めるかという軸です。国土交通省の調査では、注文住宅を選んだ世帯の理由として「高気密・高断熱住宅だから」が68.2%と最も多くなっています。広さだけでなく、夏涼しく冬あたたかい性能も、間取りと同じくらい暮らしやすさを左右します。
出典:国土交通省「令和6年度 住宅市場動向調査報告書」をもとに整理
| 延床面積の目安 | 坪数 | 主な暮らし方の例 |
|---|---|---|
| 約100㎡前後 | 約30坪 | 3LDK・夫婦+子ども1〜2人でコンパクトに |
| 約120㎡前後 | 約36坪 | 4LDK・子ども2人+収納にゆとり |
| 約140㎡以上 | 約42坪以上 | 二世帯・趣味室や広い土間など余白を楽しむ |
表の数字は「これくらいなら無理がない」という出発点です。大切なのは広さを競うことではなく、家族の暮らしにちょうどいいサイズを見つけること。土地の形や予算と相談しながら、ご自身に合う規模を一緒に探していきましょう。
間取りで後悔しやすい3つのポイントと、その避け方
先に「つまずきやすいところ」を知っておくと、打ち合わせで何を確認すればいいかが見えてきます。家を建てた先輩たちの後悔には、いくつか共通点があります。
住宅情報サイトの間取りの後悔ランキングを見ると、上位に並ぶのは「コンセントの数や位置」「収納のつくり」「夏の暑さ・冬の寒さ」です。どれも、図面の段階では気づきにくいものばかり。順番に、避け方を見ていきます。
①コンセント・スイッチの位置
「ここにあったら便利だったのに」が一番多いのが、コンセントです。掃除機をかけるとき、スマホを充電するとき、キッチン家電を並べるとき。暮らしの動きを思い浮かべながら、家具の配置とセットで位置を決めるのがコツです。図面に手持ちの家電を書き込んでみると、足りない場所が見えてきます。
②収納の量と置き場所
収納は「広さ」より「使う場所の近くにあるか」が大事です。たっぷりのウォークインクローゼットをつくっても、奥行きが深すぎると物が迷子になります。よく使うものは、使う部屋のそばに。詳しい考え方は、このあとの収納の章でお伝えします。
③夏の暑さ・冬の寒さ
窓の大きさや向きは、明るさだけでなく、夏の暑さ・冬の寒さにも関わります。南の大きな窓は冬は心地よい一方、夏は日差しが強すぎることも。軒の深さや窓の位置、断熱の仕様までふくめて考えると、一年を通して快適に過ごせます。
この3つを打ち合わせの前にメモしておくだけで、設計士への伝え方が変わります。下の小さなチェックリストを、図面を見るときの手元に置いてみてください。
- 使う家電を書き出し、コンセントの位置・数を確認したか
- よく使う物の「しまう場所」が、使う部屋の近くにあるか
- 窓の向き・大きさと、夏の日差し・冬の冷えを確認したか
- 朝・昼・夜それぞれの家族の動きを思い浮かべたか
家事がぐっとラクになる間取りの考え方
間取りの相談でいちばん多いのが、「家事をラクにしたい」という願いです。毎日のことだからこそ、ほんの数歩の差が積み重なって、心と時間の余裕につながります。
家事をラクにする鍵は、動線をまとめること。とくに「洗う→干す→たたむ→しまう」の洗濯まわりと、「料理→配膳→片づけ」のキッチンまわりは、移動が短いほど助かります。脱衣室のそばに室内干しスペースを置く、キッチンから洗面室へ回り込める動線にする。そんな工夫で、家事の往復がぐっと減ります。
実際に、サムラホームで家を建てたF様も、家事のしやすさを大切に間取りを考えた一人です。アパート暮らしのころの不便さから、こんな思いで家づくりを始めたそうです。
「家事がしやすいお家にしたかったんです。そうすると、子どもとの時間も今より増えて嬉しいよねって。天候に左右されない洗濯室もほしいねと、夫婦で話していました」
完成して暮らし始めたあと、F様は変化をこんなふうに語っています。日々の小さな積み重ねが、暮らしの満足につながっているのが伝わってきます。
「洗濯室や食洗機を活用したり、家事の動線を近くまとめたりしたことで、家事がしやすくなったことをとても実感しています。洗濯室にはとても助けられています」
F様の家では、建築中に大工さんから「ここをこうすると収納を増やせそうですが、どうしますか」と声がかかり、その場で間取りを調整した場面もあったそうです。図面のうえだけでなく、暮らしを思い浮かべながら一緒に考える。そんな家づくりが、毎日のラクさにつながっています。ほかの事例も施工事例で見ていただけます。
「片づく家」をつくる収納のコツ
片づけが苦手でも、間取りで「片づく仕組み」をつくれば、自然と整う家になります。ポイントは、しまう場所を「使う場所の近く」に、そして「家族が戻しやすい高さ・形」にすることです。
玄関にコート掛けやベビーカー置き場、キッチンにパントリー、洗面室にタオルや下着の収納。動きの途中に「ちょい置き」ではなく「定位置」をつくると、物が散らかりにくくなります。さらに、季節物や思い出の品は、まとめて納まる大容量の収納があると安心です。
サムラホームで建てたK様の家では、屋根裏の収納スペースが暮らしの余白になっています。しまうだけでなく、家族の楽しみの場にもなっているのが印象的です。
「季節のものとか趣味のものを置くこともできますし、友達が来てくれたときも、子どもたちが秘密基地みたいにそこで遊んでたりするんです」
K様は「帰ってきたくなるお家になりました」とも話しています。収納は、ただ物を隠す場所ではありません。暮らしにゆとりが生まれ、家にいる時間そのものが心地よくなる。そんな効果が、片づく間取りにはあります。
収納を考えるときの3つの問い
収納の場所と量を決めるとき、次の問いを家族で話してみてください。漠然と「広く」ではなく、具体的にイメージすると失敗が減ります。
- 何をしまうか——服・本・季節物・趣味の道具など、量も書き出す
- どこで使うか——使う部屋のそばに置けるかを確認する
- 誰が戻すか——子どもでも届く高さ・開けやすさにする
家族の時間が増える、つながりのある間取り
間取りは、家事のためだけのものではありません。家族が自然と顔を合わせ、会話が生まれる。そんな「つながり」も、配置の工夫でつくれます。
人気なのは、リビングを中心に家族が集まる間取りです。キッチンからダイニング・リビングが見渡せれば、料理をしながら宿題を見たり、会話を楽しんだりできます。階段をリビングに置く「リビング階段」も、家族が顔を合わせるきっかけになります。
一方で、つながりすぎると音やにおいが気になることもあります。在宅ワークの小さな書斎コーナーや、来客時にさっと隠せるパントリーなど、「ほどよく区切る」場所もあると暮らしやすくなります。開けるところと、こもれるところ。そのバランスを家族で話し合ってみてください。
岐阜の気候と暮らしに合わせた間取りの工夫
岐阜で快適に暮らすには、地域の気候を間取りに織り込むのが近道です。夏の蒸し暑さと冬の冷え込み、どちらにも備えると、一年を通して心地よく過ごせます。
夏は、南側の窓に深い軒やひさしをつけると、高い日差しをさえぎりつつ、冬の低い日差しは取り込めます。風の通り道を考えて窓を配置すれば、エアコンに頼りすぎない涼しさも生まれます。冬は、断熱と気密を高めたうえで、家全体の温度差を小さくする間取りにすると、ヒートショックの不安もやわらぎます。
最近は、生活の中心を1階にまとめた平屋や、平屋に近い間取りを選ぶご家庭も増えています。階段の上り下りがなく、家事も移動もラク。将来の暮らしまで見据えた選択です。平屋が気になる方は、岐阜の平屋で後悔しないポイントもあわせてご覧ください。土地の広さや家族構成によって、最適な形は変わります。
「こんな暮らしがしたい」をそのままお聞かせください:TEL 0581-36-2453(受付時間 8:00〜17:00、第1・3土曜・祝日休)
間取りづくりを成功させる進め方
理想の間取りに近づくには、進め方にもちょっとしたコツがあります。要望をそのまま伝えるより、整理してから伝えるほうが、設計に正しく反映されます。
まずは、家族で「ゆずれない条件」と「妥協できる条件」を分けてみましょう。「家事動線は最優先」「収納は多めに」「予算はここまで」と軸が決まると、打ち合わせがスムーズです。気に入った写真や間取りの切り抜きを集めておくと、言葉にしにくいイメージも伝わります。
そして、間取りは土地とセットで考えるのが理想です。土地の形・方角・周りの建物によって、できる間取りは変わります。土地探しから一緒に考えると、間取りの自由度が広がります。詳しくは岐阜の注文住宅・土地探しで失敗しないポイントで解説しています。家づくり全体の段取りは、地域の事情に詳しい地元の工務店に相談すると、見通しが立てやすくなります。
打ち合わせ前にしておきたい準備
打ち合わせを実りあるものにするには、事前のひと手間が効きます。完璧を目指さなくて大丈夫。気づいたことをメモしておくだけでも、設計士との会話が深まります。
- 今の住まいで「不便だな」と感じる場面を書き出す
- 朝・昼・夜の家族それぞれの動きを思い浮かべる
- 好きな雰囲気の写真を3〜5枚集めておく
こうした準備があると、「なんとなくいいな」が「こうしたい」に変わります。設計士もイメージをつかみやすくなり、提案の精度が上がります。準備の差が、そのまま間取りの満足度につながると考えてください。
よくある質問(FAQ)
注文住宅の間取りは、いつまでに決めればいいですか?
間取り(部屋数・大きさ・配置)は、工事請負契約の前後で固めるのが基本です。そのあと、設備や内装の細部を着工前までに決めていきます。間取りはあとから変えると費用も時間もかかるため、早めにじっくり考えておくと安心です。
家事がラクになる間取りのポイントは何ですか?
「洗う→干す→たたむ→しまう」の洗濯動線と、キッチンまわりの動線を短くまとめることです。脱衣室のそばに室内干しスペースを置く、キッチンから洗面室へ回り込めるようにするなどの工夫で、毎日の往復が減ります。使う場所の近くに収納を置くことも効果的です。
収納はどのくらい用意すればいいですか?
量よりも「使う場所の近くにあるか」を優先してください。何を・どこで使い・誰が戻すかを具体的に考えると、必要な収納が見えてきます。季節物や思い出の品をまとめてしまえる大容量の収納が一か所あると、家全体が片づきやすくなります。
岐阜で間取りを考えるとき、気をつけることはありますか?
夏の蒸し暑さと冬の冷え込みの両方に備えることです。南側の窓に軒をつけて夏の日差しをさえぎる、断熱・気密を高めて家の中の温度差を小さくするなどの工夫が役立ちます。土地の方角や周りの建物に合わせて、窓の位置や風の通り道を考えると快適です。
注文住宅の平均的な広さはどのくらいですか?
フラット35利用者調査によると、注文住宅の全国平均の延床面積は約120㎡(約36坪)です。4人家族で3〜4LDKを想定すると、これが一つの目安になります。ただし平均はあくまで参考で、土地の広さや暮らし方に合わせて決めるのが大切です。
間取りで後悔しやすいのはどんなところですか?
コンセントの数や位置、収納のつくり、夏の暑さ・冬の寒さが、後悔の上位に挙がります。いずれも図面では気づきにくい部分です。家電の配置や家族の動きを具体的に思い浮かべ、窓の向きや断熱もあわせて確認しておくと、後悔を防げます。
小さな土地でも、満足できる間取りはつくれますか?
つくれます。吹き抜けや勾配天井で広がりを出す、収納を上下にまとめる、生活を1階に集約するなど、限られた広さでも快適に暮らす工夫はたくさんあります。土地の条件に合わせた設計が得意な工務店に相談すると、思った以上の住み心地が実現します。
まとめ
間取りは、毎日の家事のラクさも、家族の時間も、暮らしの心地よさも左右する、家づくりの心臓部です。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 注文住宅の広さの目安は約120㎡(約36坪)。家族にちょうどいいサイズを探す
- 後悔が多いのは「コンセント位置」「収納」「暑さ・寒さ」。具体的に思い描いて避ける
- 家事は動線をまとめるとラクになる。洗濯・キッチンまわりの移動を短く
- 収納は「使う場所の近く」に。何を・どこで・誰が戻すかで考える
- 岐阜の気候に合わせ、夏の日差し・冬の冷えを間取りで和らげる
- 要望は「ゆずれない条件」と「妥協できる条件」に分けて伝える
サムラホームは岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町で、暮らしに寄り添った間取りづくりからご相談を承っています。資金計画や土地のことも、まとめてご相談いただけます。あわせて、以下の記事もご覧ください。
まずは「こんな暮らしがしたい」のお話から:TEL 0581-36-2453(受付時間 8:00〜17:00、第1・3土曜・祝日休)
お気軽にお問い合わせください