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サムラホームの家づくり 日記 公開日:2026.06.17 最終更新日:2026.06.19

注文住宅は完成までどのくらい?流れと期間を段階別にわかりやすく解説

最終更新:2026年6月9日

著者:株式会社佐村建設(サムラホーム)

岐阜県山県市を拠点に1991年創業。注文住宅・規格住宅の設計・施工・アフター管理まで自社一貫対応。岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町エリアで35年以上の施工実績。

「家を建てると決めたけれど、完成までどのくらいかかるのだろう」——注文住宅の計画を始めると、まず気になるのがスケジュールです。子どもの入学や賃貸の更新、引越しの時期。家づくりは暮らしの予定と密接につながっています。本記事では、注文住宅の流れと期間を段階ごとに整理し、確認申請にかかる時間、仕様を決めるタイミング、認定長期優良住宅が期間に与える影響まで、わかりやすくお伝えします。

注文住宅は完成までどのくらい?全体の期間の目安

結論から言うと、土地がある場合で家の契約から入居まで10〜12ヶ月、土地探しから始めると1年〜1年半ほどを見込んでおくと安心です。建売住宅と違い、注文住宅は設計から始めるため時間がかかります。

家づくりは「情報収集 → 土地探し → 会社決め → 打ち合わせ・契約 → 設計 → 確認申請 → 着工 → 完成・引き渡し」という流れで進みます。このうち、打ち合わせと設計、工事に多くの時間がかかります。完成時期から逆算して、いつ動き始めるかを決めるのが計画のコツです。

段階 期間の目安
情報収集・予算決め 1〜3ヶ月
土地探し・依頼先決め 3〜6ヶ月
打ち合わせ・プラン・契約 2〜4ヶ月
設計・建築確認申請 1〜2ヶ月
着工〜完成(工事) 4〜7ヶ月
引き渡し・引越し 約1ヶ月

期間はあくまで目安です。土地探しが長引いたり、打ち合わせで仕様の決定に時間がかかったりすると、その分だけ全体が延びます。逆に、要望が整理されているとスムーズに進みます。「いつまでに住みたいか」を最初に伝えておくと、依頼先も逆算して計画を立てやすくなります。

「いつ住みたい」から逆算してみる

完成時期を決めるときは、ゴールから逆算するのが効率的です。たとえば「子どもの小学校入学に合わせて、来年4月までに入居したい」とします。引越しと各種手続きに1ヶ月、工事に6〜7ヶ月、設計・確認申請に1〜2ヶ月、打ち合わせ・契約に2〜4ヶ月。土地がある状態でも、逆算すると入居の1年ほど前には動き出しておきたい計算になります。

土地探しから始める場合は、さらに数ヶ月から半年を上乗せして考えてください。「思ったより早く動く必要があった」という声は多いです。希望の時期があるなら、まずは相談だけでも早めに始めておくと、慌てずに進められます。

建売住宅・規格住宅と比べてどのくらい違う?

「注文住宅は時間がかかる」とよく言われます。これは、一から設計する分だけ打ち合わせや確認申請に時間が必要だからです。住まいの種類による期間の違いを知っておくと、自分たちに合った選び方が見えてきます。

種類 期間の特徴 自由度
注文住宅(自由設計) 設計から始めるため長め 高い。間取り・素材を一から決められる
規格住宅 仕様が選択式で打ち合わせが短く済む 中。用意された選択肢から選ぶ
建売住宅 完成済み・建築中で最も早い 低い。仕様は決まっている

自由設計の注文住宅は、こだわりを反映できる代わりに時間がかかります。一方、あらかじめ仕様が用意された規格住宅は、打ち合わせの回数を抑えられるため、比較的短い期間・明確な予算で建てられます。「こだわりたいけれど期間も抑えたい」という方は、規格住宅という選択肢も検討の余地があります。サムラホームでも、完全自由設計の注文住宅と、短期間で建てられる規格住宅「PITTE」を用意しています。

注文住宅の流れを8ステップで把握する

家づくり全体の流れを、順を追って見ていきましょう。各ステップで何をするかが分かると、見通しが立ちます。

  1. 情報収集・予算決め——どんな家にしたいかを整理し、総予算と資金計画の見当をつけます。
  2. 土地探し・依頼先選び——土地と、設計・施工を任せる工務店を探します。土地は工務店と並行して探すのが効率的です。
  3. プラン・見積もりの打ち合わせ——要望を伝え、間取り・仕様・概算見積もりを詰めます。
  4. 工事請負契約——プランと金額に納得したら契約します。住宅ローンの事前審査もこの前後で進めます。
  5. 詳細設計・仕様決定——間取りを確定し、設備・建材・内装など細部を決めます。
  6. 建築確認申請——設計が法令に適合するかの審査を受けます。長期優良住宅の認定もこの段階です。
  7. 着工〜上棟〜完成——基礎・建方・内外装と工事が進みます。途中に着工金・中間金の支払いがあります。
  8. 完了検査・引き渡し——検査に合格したら引き渡しを受け、引越しです。

このうち、施主が主役になるのが③⑤の打ち合わせです。ここで決めることが多く、時間もかかります。後で詳しく触れますが、仕様決めをいかに計画的に進めるかが、工期全体を左右します。

建築確認申請にかかる時間は?

「確認申請って時間がかかるの?」という質問もよく寄せられます。建築確認申請は、設計が建築基準法などに適合しているかを審査する手続きです。

一般的な木造2階建ての住宅であれば、審査自体は3週間程度が目安です。ただし、申請の準備期間や、必要に応じた修正のやり取りを含めると、設計から着工前までで1.5〜2ヶ月ほど見ておくと安全です。建物の規模・構造、申請する自治体や審査機関によっても前後します。

確認申請が下りないと工事は始められません。そのため、申請のタイミングまでに設計と主要な仕様を固めておく必要があります。確認申請は、家づくりのスケジュールを区切る大事な節目だと考えてください。

なお、工事中や完成時にも検査があります。建物が設計どおり・法令どおりに建てられているかを確認する中間検査・完了検査です。完了検査に合格して「検査済証」が交付されると、はじめて引き渡しを受けられます。これらの検査も工程に含まれているため、スケジュールはこうした節目を前提に組まれています。

着工から完成までの期間

土地の準備と申請が整ったら、いよいよ着工です。着工から完成までは、木造の一般的な住宅で6〜7ヶ月が一つの目安です。規模や仕様によっては4〜6ヶ月で仕上がることも、1年近くかかることもあります。

工事は次のような工程で進みます。それぞれに一定の日数がかかり、天候の影響も受けます。

工程 主な内容 期間の目安
基礎工事 地盤に合わせた基礎をつくる 約3〜4週間
建方・上棟 柱・梁を組み、家の骨組みを建てる 1~2日(建物の大きさによる)
屋根・外装工事 屋根・外壁・断熱・サッシ 約1〜2ヶ月
内装・設備工事 床・壁・キッチン・浴室など 約1〜2ヶ月
仕上げ・検査 クロス・建具・各種検査 約2〜4週間

工事中は、上棟や仕上がりの確認など、施主が現場に立ち会う場面もあります。実際に「自分の家が形になっていくのを見られたのが一番うれしかった」という施主の声は多いです。岐阜は冬に積雪のある地域もあるため、基礎工事やコンクリートの養生は天候の影響を受けやすく、冬場の着工は工程に余裕を持たせると安心です。

地鎮祭・上棟式など家づくりの行事

工事の節目には、地鎮祭や上棟式といった行事があります。地鎮祭は着工前に土地の神様に工事の安全を祈る儀式、上棟式は骨組みが組み上がった上棟のタイミングで行います。どちらも必須ではありませんが、家づくりの思い出として行う方もいます。

行う場合はスケジュールに組み込む必要があるため、希望があれば早めに工務店へ伝えてください。最近は省略する、あるいは略式で行うご家庭も増えています。地域のしきたりに不安があれば、地元の工務店に相談すると進め方を教えてもらえます。

家づくりのお金は、いつ・どのタイミングで払う?

スケジュールと一緒に押さえておきたいのが、支払いのタイミングです。注文住宅は完成時に一括で払うのではなく、工事の進み具合に合わせて数回に分けて支払うのが一般的です。

支払い タイミング
申込金・契約金 工事請負契約のとき
着工金 着工のとき
中間金 上棟のころ
最終金 完成・引き渡しのとき

ここで注意したいのが、住宅ローンのお金が振り込まれるのは原則「引き渡しのとき」だという点です。それより前の着工金・中間金は、つなぎ融資などで立て替えるのが一般的です。スケジュールと支払い、資金の準備はセットで考えてください。資金計画の詳しい流れは、住宅ローンの記事もあわせてご覧ください。

お家の仕様はいつまでに何を決めればいい?

家づくりで最も悩むのが、仕様決めのスケジュールです。「いつまでに何を決めればいいの?」という不安は、相談でも頻繁に出てきます。

大きな流れとして、間取りは契約前後で固め、設備・建材などの細部は着工前の確認申請までに決めるのが基本です。決めることは多く、判断が遅れると工期に響きます。代表的な決定事項と、決めるタイミングの目安を整理します。

決めること タイミングの目安
間取り・部屋数・大きさ プラン確定(契約前)
窓の位置・サイズ、建物仕様(断熱や外装・内装) 設計段階(確認申請前)
キッチン・浴室・洗面などの設備 着工前まで
床・壁・建具など内装の素材・色 上棟前まで
コンセント・照明・スイッチの位置 上棟前まで
外構(駐車場・庭・フェンス) 工事と並行〜中盤

仕様決めをスムーズに進めるコツは、優先順位を決めておくことです。すべてに同じ熱量で悩むと時間が足りなくなります。「ここだけはこだわりたい」を先に固め、迷いやすい部分は早めに相談して決めていく。これが、打ち合わせ疲れを防ぎ、工期を守る進め方です。

「いつ完成させたい」から逆算してご提案します:TEL 0581-36-2453(受付時間 8:00〜17:00、第1・3土曜・祝日休)

認定長期優良住宅とは?期間への影響も知っておく

「認定長期優良住宅って何ですか?」も、家づくりでよく聞かれる質問です。期間に関わるので、流れの中で押さえておきましょう。

認定長期優良住宅は、長期にわたって良好な状態で住み続けられるよう、耐震性・省エネ性・劣化対策・維持管理のしやすさなどの基準を満たした住宅です。2009年に施行された法律に基づく制度で、所管行政庁の認定を受けることで、さまざまな優遇が受けられます。

主なメリットは次のとおりです。

  • 住宅ローン控除の控除対象限度額が一般住宅より大きい(条件により13年間で大きな差)
  • 登録免許税・不動産取得税・固定資産税などの軽減
  • 住宅ローンの金利優遇(固定金利型の一部で当初期間の引下げなど)
  • 地震保険料の割引(耐震等級に応じて)

一方で、期間とコストには注意が必要です。長期優良住宅は着工前に行政庁の認定を受ける必要があり、その分だけ通常より3週間以上、着工が後ろにずれることがあります。建築コストも一般的な住宅より1.2〜1.3倍程度かかるとされ、完成後も10年以内ごとに30年以上、点検・修繕と記録の保存が求められます。

出典:国土交通省データ(長期優良住宅)をもとに整理

ここで大切なのは、認定を取りたいなら早い段階で意向を伝えることです。プランが固まってから「やっぱり長期優良住宅に」となると、間取りや仕様の見直しで手間と時間がかかります。優遇のメリットと、期間・コスト・維持管理の手間を見比べて、設計の最初に方針を決めておきましょう。

工期が延びる原因と、スムーズに進めるコツ

予定どおりに進めるには、遅れの原因を知っておくことが役立ちます。よくある原因と対策をまとめます。

工期が延びる主な原因は、①仕様決めに時間がかかる、②土地の条件(地盤改良・農地転用など)で着工が遅れる、③確認申請の修正、④天候や資材の調達状況、の4つです。このうち施主側で対策できるのは、①の仕様決めです。

スムーズに進めるコツは、要望を早めに整理して優先順位をつけること、打ち合わせの宿題を持ち越さないこと、そして完成希望時期を最初に共有することです。「子どもの入学に間に合わせたい」といった目標があれば、依頼先がそこから逆算して計画を組みます。地元の工務店なら、地域の天候や行政手続きの事情も踏まえてスケジュールを立てられます。

打ち合わせをスムーズにする準備

仕様決めの打ち合わせを軽くするには、事前の準備が効きます。気に入った住宅写真や間取りの切り抜きを集めておく、家族で「ゆずれない条件」と「妥協できる条件」を話し合っておく。こうした下準備があると、打ち合わせで言葉にしやすくなり、決定のスピードが上がります。

迷いやすいのは、ショールームで実物を見たときです。選択肢が多いと判断に時間がかかります。事前に「キッチンは掃除のしやすさを最優先」のように軸を決めておくと、現場で迷いません。準備の差が、そのまま打ち合わせ回数と工期の差につながります。

岐阜で家を建てるときの期間の考え方

最後に、岐阜で注文住宅を建てる場合の期間について触れておきます。基本の流れは全国共通ですが、地域ならではの考慮点があります。

岐阜は冬に積雪・低温となる地域があり、冬場の基礎工事は天候に左右されやすい面があります。完成時期を急ぐなら、冬を工事の山場にしない計画にすると安心です。また、市街化調整区域や農地転用が必要な土地では、着工前の手続きに時間がかかります。土地の段階で地域事情に詳しい工務店に相談しておくと、スケジュールの見通しが立てやすくなります。

期間の目安はこの記事の数字が出発点になりますが、実際のスケジュールは、土地の状況・建てたい家の仕様・選ぶ住宅のタイプによって一軒ごとに変わります。だからこそ、早い段階で工務店に相談し、自分たちのケースに合った工程表をつくってもらうことが、無理のない家づくりの第一歩になります。

サムラホームは岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町で、土地探しから設計・確認申請・施工・引き渡し・アフターまで自社一貫で対応しています。「いつ完成させたいか」を起点に、無理のない家づくりのスケジュールを一緒に組み立てます。

よくある質問(FAQ)

注文住宅は完成までどのくらいの期間がかかりますか?

土地がある場合で、契約から入居まで10〜12ヶ月が目安です。土地探しから始めると1年〜1年半ほどを見込んでおくと安心です。打ち合わせや仕様決めにかかる時間、土地の条件によって前後します。

着工から完成までは何ヶ月くらいですか?

木造の一般的な住宅で6〜7ヶ月が目安です。規模や仕様によっては4〜6ヶ月で仕上がることも、1年近くかかることもあります。基礎・上棟・内外装・検査という工程を経て完成します。

建築確認申請にはどのくらい時間がかかりますか?

一般的な木造2階建てで、審査自体は3週間程度が目安です。準備や修正のやり取りを含めると、設計から着工前まで1.5〜2ヶ月ほど見ておくと安全です。建物の規模・構造、自治体や審査機関によって変わります。

認定長期優良住宅とは何ですか?

長期にわたり良好な状態で住み続けられるよう、耐震性・省エネ性・劣化対策などの基準を満たした住宅です。所管行政庁の認定を受けると、住宅ローン控除の拡大や各種税の軽減などの優遇があります。着工前の認定手続きが必要なため、その分だけ着工が後ろにずれる点に注意してください。

認定長期優良住宅にすると期間や費用はどう変わりますか?

着工前に行政庁の認定を受ける必要があるため、通常より3週間以上、着工が遅れることがあります。建築コストも一般住宅の1.2〜1.3倍程度かかるとされます。完成後も定期的な点検・記録の保存が求められます。優遇と手間を見比べて判断してください。

家の仕様はいつまでに決めればよいですか?

間取りは契約前後で固め、設備・建材などの細部は着工前の確認申請までに決めるのが基本です。コンセントや照明の位置は工事の早い段階で確定します。優先順位を決めて、こだわる部分から先に固めると、打ち合わせがスムーズに進みます。

工期を短くするにはどうすればいいですか?

要望を早めに整理して優先順位をつけ、打ち合わせの宿題を持ち越さないことが効果的です。完成希望時期を最初に共有しておくと、依頼先が逆算して計画を組めます。規格化されたプランを活用する方法もあります。仕様の決定を滞らせないことが、工期短縮の最大のポイントです。

まとめ

  • 全体期間は、土地ありで契約から入居まで10〜12ヶ月、土地探しからなら1年〜1年半が目安
  • 流れは「情報収集→土地・会社決め→打ち合わせ・契約→設計→確認申請→着工→完成」の8ステップ
  • 建築確認申請は審査自体1〜3週間、準備含め1〜2ヶ月。着工から完成は木造で6〜7ヶ月が目安
  • 仕様は間取りを契約前後、細部を確認申請までに決める。優先順位づけが鍵
  • 認定長期優良住宅は優遇が大きい反面、着工前の認定で期間が延び、コストも上がる。方針は早めに決める
  • 完成希望時期を最初に共有し、地域事情に詳しい工務店と逆算で計画する

サムラホームは岐阜市・山県市・関市・揖斐郡大野町で、家づくりのスケジュールづくりからご相談を承っています。資金計画や土地探しは、以下の記事もあわせてご覧ください。

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